読んだ本からの学び、気づきをちょっとメモします。
今回の本は、
『プロセスエコノミー あなたの物語が価値になる』by尾原和啓
です。
結果としてのできあがった製品やサービスは、世界的に技術があがってきたことから、差別化されなくなってきた。お店やインターネットで売られる物やサービスは基本的にはみな品質がよくなってきている。
では、人が製品を買ったり、サービスを受けようと思った時、何が基準になるのか?
それは、プロセス、作り手の想いやストーリーに共感し、その共感が製品・サービスを購入する理由になってくる、という話です。
物やサービスのクリエイターに共感し、応援することによって、その人はセカンドクリエーターとなる。
クリエーターにとって、アウトプットするまでの孤独がなくなるし、プロセスの段階から集客・支援を受けることにより、収入が確保でき、また、応援されることにより、よりよいアウトプットにつなげられる(プロセスを大事にする観点から、正解主義ではなく、修正主義になるので、よりよい物やサービスができる)。
もちろん、アウトプットに価値があることが前提ではあるが、はじめから完璧でなくても、修正しながら、よりよいアウトプットにつなげていく、という考え方をもっていれば、新しいことに気負わずにチャレンジできるし、いわゆるアウトプットまでに感じる孤独も味あわなくてもよくなる。
なんだか、エコノミーの話ではあるけど、人生の話みたいですね。
何事も、完璧主義を脱して、まずはアウトプットしてみる、そしてなんらかフィードバックもらえたらそこを修正していく、そういう観点に立っていろいろ実践していきたいと思います。
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