【演劇ワークショップ】役作りは、台本やセリフにツッコミを入れまくれ!

セミナー備忘録

またまた、素人が演劇ワークショップに参加してきました!

学びをメモしておきたいと思います。

今回のテーマは「台本を読み解く」こと。特に、役作りにおいて重要な「ツッコミ」という概念に焦点を当て、笑いのメカニズムと関連づけて考察していきますよ!

自分の固定観念との対峙

「できない役などない」という考え方は非常に興味深い。俳優であったとしても、自分とは異なるキャラクターを演じることについては、抵抗感がありそうです。

役作りとは、自分と役の間を埋めていく作業であり、この作業を追求できるのであれば、できない役などない?! 

演じるとは、決して「憑依」することではないのです。

役作りを深めるための手法として、ツッコミをすることは重要

「ツッコミ」とは、単に間違いを指摘するだけでなく、役の深層心理を探り、キャラクターを立体的にする上で欠かせないもの。

  • セリフに対する「なぜ?」という疑問: 台本を読みながら、常に「なぜこのセリフを言うのか?」「この状況で、なぜこの行動をとるのか?」と疑問を持つことが大切。
  • 客観的な視点と主観的な視点のバランス: 役の状況を客観的に分析しながらも、同時に役の主観的な感情や思考を深く掘り下げる。
  • 具体的な行動の描写: 時間・場所の関係性、直前の行動を具体的に想定することで、役をより立体的に捉えることが可能となる。

笑いのメカニズムと演劇の関係

演劇において、笑いは観客を惹きつける要素になりえます。

  • 笑いのメカニズム: 笑いは、ある種の「驚き」や「ギャップ」から生まれることが多い。
  • ツッコミと笑い: ツッコミは、ボケの行動が「普通ではない」ということを観客に知らしめる役割を持つ(驚きを与えて、その世界のルールを設定する)。
  • 笑いの種類: 笑いの種類はさまざま!

    上からの笑い(大物の芸人さんは自分が最後は泥をかぶるつもりで、下の芸人さんからツッコミを受けている)
    下の笑い(芸人さんは下の取り合いをするもの)
    残酷な笑い(何かしら、人や社会の構造を貶めることにより笑いをとる)

台本を読み解くための具体的な方法

  1. 時間・場所: 客観的な情報(たとえば東京都内のシェアハウスなど)から、役がその場所でどのような感情を抱いているか(落ち着く場所か、緊張する場所か)を主観的に考えてみる。
  2. 関係性: 役同士の関係性を客観的に把握した上で、自分がその役だったら相手に対してどのような感情を抱くか、という主観的に考えてみる。
  3. 直前まで何をしていたか: 役の行動に繋がり、より深みのある演技へと繋がる。

まとめ

役作りとは、単に台本のセリフを暗記するだけではなく、役の背景や心理を深く掘り下げ、自分自身と役との間に橋を架ける作業であるといえる。

特に、台本、セリフへの「ツッコミ」という手法は、役作りを深める上で非常に有効なツールとなる。

感想

役作りというのは、役とゆっくり仲良くなる作業、という説明がされたのですが、役作りのイメージがしやすくなった。

演じることは、嘘をつくことではなく、役と重なる自分の部分をひっぱり出すことと考えれば、役作りを通して、自分探しをするようなものなのかな、とも思い至り、興味深いです。

役作りで、役と仲良くなることで、視野も広がるだろうし、普段の実生活や他者とのコミュニケーションにおいても役立たせる(文字通り!)ことができそうな気がします。

よーし、次回のワークショップまでに、いただいた台本を使って、教わった手法で役作りしつつ、セリフを読みあげてみよう!!

なんかかわってくるのかな??😁

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