所属しているコミュニティ勝間塾においては月に1回セミナーが行われます。
今回のテーマは、『AIとの付き合い方』です。
学びを記録したいと思います!
AI(人工知能)の定義 〜そもそも、AIとは?
AIとの付き合い方を考えるにあたり、まず確認しておきたいのは、そもそもAIとは何なのかということです。 人によって定義が変わってくるのではないでしょうか。
セミナーにおいては、具体例として炊飯器が取りあげられていました。 そう、炊飯器が発売された頃には、炊飯器はAIだったのです。 しかし、生活に馴染んできた頃、炊飯器はAIとして認識されることはなくなってしまいました。 他の例として、ルンバも考えられます。 ルンバが発売された頃には、 それはAIであるということをが認識されていましたが、 ルンバが日常に馴染んでくるにつれて、または他のAIが台頭してきて、 ルンバはAIとして認識されないようになってきました。
このように、実は、そもそもAIの定義は曖昧なのです。
AIと人間の違いとは?
では、AIの定義を掘り下げて考えていくと、 人間と対比するとわかりやすいです。
そして、AIと人間の違いに着目して、 AIに乗っ取らレルことない仕事、 キャリアの形成をするようにしなければなりません。
AIの特質
AIは、 データ処理をするもので、 考えているわけではない
AIの得意分野は、 ① 数字化、演算、②画像(音声含む)処理、 ③言語処理(以前より数段スピードアップ)です。
成果物を見ると、あたかも人間のように考えて作ったように思われるのですが、 実は、AIは何も考えることなく、数字化・計算や画像処理、音声処理、そして言語処理をしているだけなのです。
対して、AIの苦手分野は、 体がないことと曖昧さを許容できないことです。 すなわち、 AIは、細かい指示がなければ、時間をかけて指示に従うしかありませんし、 上手に嘘をついたり、間違えたりすることができません。
人間の強み
人間は、 体と心を持っている、 曖昧さを形容できる、 間違うことができる
上記のAIの得意分野であるデータ処理については、データ量やスピードを鑑みると人間はどうやっても勝つことができません。 でも、 素早く細かい動作をすることができ、 曖昧さを許容でき、間違うことが許されているので、 ある意味で、とても素早く、効率的に行動ができます。
人間は99%位、 無意識で決断を下しているそうですが、 AIは無意識がありません。 人の強みは、無意識にあるので、無意識を活用することで、AIとうまく付き合っていけるのかもしれません。
これからどうやってAIと付き合っていけば良いのか?
上記のように、AIの得意分野と苦手分野がはっきりしました。
AIの得意分野については、AIを恐れずに使うようにする事が非常に重要です。 よくAIに仕事を奪われる。そういう風な不安を駆り立てる情報が見受けられます。
しかし、結論としては、AIの得意分野苦手分野をはっきり理解して、得意分野については、それを使い、苦手分野については、人間の強みを活用していけば良い。
具体的には、データ処理分野については、AIを活用する。そのためには、新しい製品、最近であれば、chat GPTなどの新しいAIを恐れずに使っていくことが重要です。
そして、文系特に事務職等の事務処理をするキャリアについては、AIの方が能力が高いので、そちらのほうに進まない方が良いように思われます。オススメなのはAIを作る側、すなわちプログラミングなど。
または、人間の持ち味を生かして感情に訴えかける何かを作ったり、携わったりすること(感情労働)が推奨されます。AIには心がありません。ですが、人間には心があるからです。
すなわち、AIが発達することにより人間に余暇が生じることになります。その余った時間にどのように時間を使うか、そのようなサービスを使うか、検討するときに、エンタメ等の感情に訴えるサービスを提供できれば人間の強みを活かせます。エンタメ創設する企業例として、任天堂が紹介されてました。一貫してゲームを製造販売し、確固たる地位を築き上げている会社です。
このように、AIが苦手とする分野に、キャリアプランの活路を見いだすのが良さそうです。
ワークと感想
講義の終わりの方にワークが3つ入りました。 ①講義を踏まえてAIとの付き合い方について考える。② 10年のキャリアプランを考える。③ライフプランも踏まえて今すべきこと、変えるべきことについて考える。
①今後のAIとの付き合い方
AIが得意である分野(計算・画像/音声・言語などのデータ処理)については、AIに任せる。すなわち活用するということです。例えば、ブログを書くときに、音声入力を使うこと(実はこれも音声入力で書いています。)
②10年後のキャリアプラン
エンタメ系のキャリアについて、踏み出したい!エンタメが、感情系のもの、人間の強みであることをAIとの対比で学べたので良かったです。
ずっと考えている音楽制作を始めたいです。具体的には、作詞作曲、映像や動画、各種SNSなどのAIを活用できるかと思います。
ブログについても調べ物やデータ処理については、AIをどんどん活用していこうと思います。
その他、インバウンド観光ガイドについて興味があるのですが、こちらは実際に体を動かしてガイドするということなので、人間がAIに勝てる分野なのではないかと思います。
さらに、今勉強しているホームページ制作について業務委託で依頼を受けたいなと思っているのですが、こちらについてもAIを使える部分はどんどんAIを使っていきたいと思います。
③ライフプランも踏まえ、今すべきこと・変えるべきこと
まず何よりもAIを活用するという決意をしなければならないと思いました。
そして、行動すること。成功例をリサーチしたり、それをピックアップし、試してみること。
とにかく高速で失敗を繰り返す。試行錯誤をたくさんする。そして、できるまであきらめない。ただし、方向性については定期的に検討するそういう風に自分を変えていければと思います。
人間の強みとして、間違うことができるという観点が新鮮でした。失敗しないように失敗しないようにとしてしまう性格ではあるのですが、間違ってもいい、間違うのは強み、ということが学べて、とても有意義でした。どんどん間違えて行こうと思います!!
お読みくださり、ありがとうございました!
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