2月のはじめにバスケをしていたらアキレス腱断裂の大けがを負ってしまいました。
受傷から完治までの道のりを日記で残そうと思います。
なにげないこの記録がどなたかのお役に立てれば幸いです!
本記事は、受傷から41日経過の日記です。
診療についてあれこれ(5回め)
ギプスからアキレスブーツに
診療前は、足の裏側のみの膝下ギプスでした。
これをアキレスブーツという治療器具に切り替えとなりました。
ちなみに、ギプスの遍歴は以下のとおりです。(受傷した左足に体重をかけない)
診療1回め(膝下ギプス)受傷3日め〜
診療2回め(膝上ギプス)受傷7日め〜
診療3回め(膝下ギプス)受傷17日め〜
診療4回め(裏側のみの膝下ギプス)受傷34日め〜
ギプスをしていた今までは、受傷した左足に体重をかけてはいけなかったのですが、アキレスブーツにかわってから、左足に体重をかけるという真逆の状態になりました。
アキレスブーツは、かかとに調節できるパッドがとりつけられており、まず、かかとにパッドをたくさんいれて、つま先立ちの状態からはじまり、かかとのパッドをすこしずつとっていって、少しずつアキレス腱を伸ばすことを目的とした治療器具です。
ちなみに、この治療器具については、診療3回めのとき、ギブスをいっかい取ってから、アキレスブーツの装具屋さんにより試着をさせてもらっていて、事前に購入したもので、病院においてくれてたものです。
医師の判断で、ギプスからアキレスブーツにかえるということだったので、診療5回めでようやくアキレスブーツの装着まで進んできました。
このアキレスブーツ、結構高額でして、4万数千円でした。
健康保険で3割負担なのですが、いったん全額支払い、組合に申請して7割が戻ってくるそうです。
手続きは組合ごとに違いそうですが、私が所属する組合では、書面を書いたり、器具を装着した状態の写真が必要みたいで、ちょっとややこしそうでした。
ようやく装着した状態の写真がとれるので、申請手続きを開始しようと思います。
アキレスブーツは、夜の寝るときははずしてよいけれど、夜中に目がさめて寝ぼけて床についてしまったらあぶないので、裏側の膝下のギプスをするように指示されました。
自分としても、まったくの保護のない状態で眠るのはこわかったので、ちょっとほっとしました。
毎回、ギプスを包帯でまいてぐるぐるするのは手間なのですが・・・
リハビリ〜アキレスブーツでの松葉杖の使い方
医師の指示で、理学療法士さんとリハビリをすることとなりました。
ブーツを装着して、はい、終わり、を想定していたので、リハビリの指示は想定外でした・・・。
左足をつきながらの松葉杖の練習(平らな場所)
左足をつきながら、松葉杖をつかって、平坦な廊下を歩くリハビリをしました。
病院が入っているビルは3階だてなのですが、主に病院がテナントに入っているビルで、そんなに人が多いわけではなく、松葉杖で歩いていても大丈夫な感じでした。
左足を床につけない、としていたときよりも、断然楽に感じました。
ただ、左足に体重をかけるのはまだまだ怖く、ちょっと足を床につけている、感じになりました。
階段のぼり
まずは階段をのぼる方から練習です。右の足からのぼります。
手順は、以下のとおりです。
①上の段に松葉杖をついて、②杖に体重をかけながら、③右足を上の段にのせてから、④左足を上の段にのせる
階段の幅が狭いし、一段一段の高さも低くない。ハの字型になってまず、松葉杖を2点上の段にのせるけれど、どうにも踏ん切りがつかず、恐怖。。
そこで、はじめ怖くて、手すりと理学療法士さんにささえてもらいながら、半分くらいの階段をのぼりました。
ちょっと休んでから、いよいよ松葉杖でのぼってみます。
とにかく怖いと思いながらも、理学療法士さんにそばでフォロー頂きながら、なんとか上記の方法でのぼり切りました。ふぅ・・
3月中旬、まだまだ寒いはずですが、ちょっと汗ばんできました。
階段くだり
難易度が高い、のぼりより怖い、くだりもリハビリです。
手順は以下のとおりです。のぼりと踏み出す足がちがいます。
①下の段に松葉杖をついて、②杖に体重をかけながら、③左足を下の段にのせてから、④右足を下の段におく
のぼりより、くだりのほうが視覚的にこわくて、ふみだせません。
まずは、松葉杖と左足の3点でバランスを取る練習をしました。
理学療法士さんから、腰がひけている(階段の一番上は恐怖)、姿勢をただして、左膝のばすのがポイントといわれて意識しました。
しばらく、こわくて踏みとどまっていたものの、これではいつまでたっても帰れないので、えいっとはじめてみる。そうしたら、意外にテンポよく降りることができました!
もちろん理学療法士さんにフォロー頂きながらです。
こうして、階段1階分ののぼりとくだりを1往復してリハビリは終了です。
次回の通院は、1週間後です。
感想
それにしても、アキレスブーツ着用して、さっさと病院終了と思ったら、リハビリが必要だったとは・・・。思いがけず、時間がかかりました。病院に1時間くらいいたと思います。
両脇下や手のひらへの体重の圧が強い。
また、アキレスブーツも重くて、ギプスと同じくらい圧迫感があります。
行きは、姉が車椅子で押してくれましたが、臨時に借りていたもので返却する必要があったものなので帰りは車椅子がない状態となり、帰りはタクシーで帰宅しました。
リハビリ、結構疲れました。ぐったり・・・。
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