名著「7つの習慣」の印象的な事例でパラダイムシフトのイメージを掴む

エッセイ

説明不要かと思われるほどの名著「7つの習慣」を耳読しており、印象に残った事例をご紹介しようと思います。

実は、きちんと読んだことがないのですが、内容は何となく知っているし、英語の練習をしたい、ということで、英語で耳読をしています。1回通したのですが、聞き流したところやわからないところがあるので、繰り返し聞こうと思っています。

本の前のほうで、パラダイムシフトについて書かかれており、inside-outの項目にて、こんな事例がでてきます。

著者は、地下鉄に乗っています。静かな車両だったのに、ある駅で、父親と子供が乗ってきて、子供が騒ぎまくります。父親は注意しない。一瞬で車内の雰囲気は変わり、周りの乗客はイライラし始める。耐えかねて、著者は父親に、お子さんが騒いで迷惑だから、なんとかしてくれないか、と言います。父親は、はっとして、「すみません、そうですね。病院からの帰りで、先ほど、子供の母親が亡くなったところなので、自分も子供もどうしたらいいのかわからない状態なのです。」と答えます。
ここで、パラダイムシフトが起こります。著者の怒りはたちまち消え、「それはお気の毒に。何かできることはないか、話を聞こうか?」と相手を思いやる気持ちに変わったのです。

事例自体、インパクトのある内容ですし、ここまで極端な事例はあまりないかとも思うのですが、わかりやすい事例です。
抽象的な概念を伝える際、理解するには具体例が重要と言えますが、まさにうなずける事例だと思います。

恥ずかしながら、英語で聞いて、理解してるのは3割くらいかと思うので、一回日本語できちんと文字で読んで、それから英語を繰り返し聞くのが効率的かと思われます。今更ながらですが、日本語版をきちんと読んだ方が良いですね…。

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