【読書感想文】経済は感情で動いている?『池上彰の行動経済学入門』

読書感想文

Audibleを聞いたので学びを記録します!
今回聞いた本は、

『池上彰の行動経済学入門』 

わかりやすい言葉でニュースを解説してくれる池上彰さん。
行動経済学は気になる分野、入門書として聞いてみました!

学んだこと

行動経済学とは、経済は「感情」で動いている!という考え方


自分が得をするように経済活動をするのであれば、客観的・合理的に自分に有利になるように行動するので、その基準で経済活動を考えればいい。
これが「経済学」の考え方ですが、「行動経済学」は、人間はひたすら客観的、合理的には経済活動を行わない、という点に着目しています。
なんとなく本当に欲しいものを選ばなかったり、他人のために消費を行ったりすることがある。
そのような経済行動は、「感情」からきている。
そうすると、経済は感情で動いている、と言える。

・人間は、直感で意思決定している
・人間は、将来よりも目の前にあるメリットを優先してしまう
・人間は、他人の行動に影響を受けてしまう

意思決定は直感(ヒューリスティック理論)


人間は、1日に多くの決断をしており、重要でない決断は、直感の意思決定を行なっているとのこと
世の企業は、購買者に直感的意思決定をさせるため、企業広告をしている
・テレビCM繰り返す
・インフルエンサーのレビュー
・選択肢の数は多過ぎない方がいい(多すぎると選択しずらくなる)
・表記の仕方も工夫されている(例えば、「成功率95%」と「失敗率5%」の印象は違う)

「損したくない」が行動を決める!(プロスペクト理論)


人間は、損をするのがとても嫌なので、損をすることを避けて行動する習性がある。
例えば、松竹梅から選択する場合、竹を選ぶ人が多い。真ん中の竹を選んでおけば、総対的に、損することを避けられる可能性が高いから。このように、人間は、物事の価値を相対的に考えがち。

人は将来よりも「今」を重視する!(現状維持バイアス)(社会的選考)


今日1万円をもらうか、1年後2万円もらうか、選ぶとするなら、今日1万円をもらうことを選ぶ人が多い。将来の2万円の方が客観的価値が高いにも関わらず。

・高級品やブランド品に惹かれたり、逆に、希少なものをわざと選んだりする時もある。

感想

人間の行動が経済を動かしている、この「行動」の中に、客観的なものだけでなく、主観的な感情が含まれており、これが、経済活動にどう影響を与えているか、について多くの具体例をあげて、わかりやすく説明されていました!

新発見が多くあり、勉強になりました。
特に印象に残ったのは、人は直感的に意思決定している。そのために、広告をしているわけですが、事例として、ファーストフード店でセットを買いやすいようにしている仕組みが述べられているのがおもしろかったです。
ファーストフード店でじっくりメニューを見る時間はないから焦って、おすすめのセットでいいや、セットだからきっとお得だし、と思ってました、まさに!
そして、お客さんがそのような思考になるだろうことや、メニューの位置や客の導線を計算して組み立てていること、恐れ入りました。。
今度、ファーストフード店に入ったら、どのように誘導?されているか、確認してみたいと思います(笑)

物事の価値を相対的に考えがち、という点は、人間の習性、ということはわかりました。ただ、物やサービスを買うとき、物事の価値を相対的に考えてしまうと、自分がどうしてその物事にお金を払うのか、納得できなくなってしまうと思うので、物事の価値は絶対的に考えたほうが、賢い購買者と言えると思う。
お金を払うときには、自分が本当に欲しいと思っているのか?を考えるようにしたいと思います。


興味深い本でした。
さてさて、次は何を聞きましょうかね🎶

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