演劇ワークショップ参加!「演じる」を通して日常を楽しくするヒントを学ぶ

セミナー備忘録

とある演劇ワークショップに参加する機会を得て、参加してきました!

講師は演劇の演出家の先生です

参加のきっかけは、所属するコミュニティでのイベント参加の募集を見て

「なんかおもしろそう、やってみたいな」

単純に、好奇心を刺激され、参加させていただきました!

何を隠そう、わたしの趣味が習い事をすることです

ストレングズファインダー34の資質のうち、学習欲がトップ所以😊

ワークの内容

受け取ってから渡すワーク

①講師、参加者の約10名程度で、円形になる

②スタートの人(Aさんとします)が、ランダムに、例えば、Bさんをさしながら「B」という。Bさんは、「B」といいながらAさんから呼ばれたことをしっかり受け取る。そして、ランダムに、例えば、Cさんをさしながら「C」という。Cさんは「C」といいながらBさんから呼ばれたことをしっかり受け取る。・・・以下、同様に続く。

③名前のほか、食べ物、虫、アーティスト、都道府県などをテーマにワークをおこなう。

④はじめは1つのテーマで行うが、慣れてきたら、2つ、3つ、4つ、5つと同時並行的に行う。
同時に指さしたりさされることがあって、とぎれてしまわないように、つなげていく。

設定の中で自由に演じるワーク

設定:久しぶりに会った友達5人で食事会、10分程度演じてみるワーク
   前提として、1から10の数字が書かれた紙片をひいて、それを隠して演じる
   数字の意味:1(経済的成功している)ーーーー5(中庸)ーーーー10(経済的に成功していない)

このワークを見ている残りのメンバーは、だれがどれくらいの番号なのか?を想像しながら観察する

ワークを通じての感想・学んだこと

受け取ってから渡すワークで、大事なことは、声をかけた人とその声をかけられた人が、「声をかけました」と「それを受け取りました」をしっかり確認すること。

その間、他の人から声をかけられても、そちらを気にしない。あくまで、声をかけた人とその声をかけられた人の2当事者間で「大丈夫」と確認すること。

複数のテーマで同時並行的にワークがされると、他からの声かけに非常に気になってしまいますが、これを気にしないで、今行っている受け渡しのみに集中します。むずかしかったです😅

このコミュニケーションは、次のワークでも関係があります。
すなわち、久しぶりに会った友達の会話を演じるには、誰かが話したことをその場にいる人全員が受け止めて、それを前提にして話を展開していかなければ、昔からの友達という設定がおかしくなってしまうからです。
なので、結局は、ここでも、いっしょにいる人の話にどれだけのっかって、話をすすめ、受け渡しができるかがポイントになるのです。

さらに、番号札をひいて、これは自分しかわからない状態で演じているので、相手が自分より番号が大きいのか小さいのか、相手の言動を受け取って反応しなければなりません。

これ、なかなかおもしろい試みでした!探り探りになりますけど(笑)

舞台では、相手の言動を受け取って、また渡すということが繰り返されて、物語が進んでいく。
そうすると、演者たちのコミュニケーションがとれているから、観客からみて話のスジが通って見える。

翻って、舞台でなくても、日常生活でも、これは同じことかもしれない。

例えば、家族や友達が話している間は、自分がいいたいことをすぐ考えたりしないで、しっかりきいて受け取ってから、自分の意見をいうのがコミュニケーション。

なんだか、演劇を学ぶ、というより、コミュニケーションの基本を再確認した、という感じで興味深いです。

以上、本日のすべてのワークをとおして、得られたものは、渡す、受け取るをしっかり確認したとき、「ああ、よかった」という安心感を得られる、という体験でした。
この安心感は、演じる場合のみならず、日常生活においても感じられるとうれしいもの、と実感しました!

さあさあ、まずは人の話をじっくり受け取ることを意識して生活したいと思います😊

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