【エンジン01 in 市原】4限目:「アートの今、そして未来」を受講してきました!

セミナー備忘録

エンジン01というイベントが、千葉県市原市にて、1月26日(金)、27日(土)、28日(日)の3日間、開催されました! 

名だたる文化人たちの講義を一講座800円で受講できるとてもありがたいイベントです。

受講した講座について学びメモを残しておきたいと思います。
どんな講座をとったかは、こちらに記載しています。


本記事では、4限目にとった「」を受講した感想について書きます。

エンジン01は、1限から4限まであり、同じ時間に、大体20個の講義がされています。
チケットを買う時、結構困りますよね。取りたい授業が同じ時限にあると選ばないといけなくなってしまう。なんとも贅沢なお話です。

私は、今回、4時限目のクラスは、「アートの今、そして未来」講座ををチョイス。
音楽やアートに興味あり、特に落合陽一さんのお話を聞きたいなぁというのが動機です。

学んだこと

・春日秀之さん

 プラスチック、テフロン・トランスウッド、天ぷら油等の素材をアートに変える
 
 廃材をリサイクル、サーキュレーションして、アートに変える→価値を創造する

・落合陽一さん
 
 落合さんのコミュニティは、人間とコンピューターを区別しない(デジタルネイチャー)
 
 デジタルとアナログ、音・文字・絵・数学
 
 仏像を作成、魂を入れる作業も行った

・清水敏男さん

 サステナブルなアートに着目
 
 美術展というのは、開催するとかなりゴミが出てしまう
 
 壊れないものがサステナブル
 
 アンティークを大切にする心は大事

感想

プラスチックの廃材をリサイクルしてアートに変える、価値を創造する、という発想と、サステナブルなアートという話が、有機的につながって興味深かったです。
先日、オラファー・エリアソンの展示に行ってきましたが、そこで、有害になるはずの廃材をアートに変えて作品にしたものが展示されていて、この展示が思い出されました。
きっと、環境問題はこれからの大きなテーマで、アート制作においても大きな関心事になっているから、廃材を使ったアートを作成するような世界的兆候になっていると思われました。

それにしても、美術展を開催するとゴミがかなり出るということは知らなかったので、驚きました。。
美術展、好きなんですけど、ゴミたくさん出てたんですね・・。ちょっと申し訳ないです。。

アートの分野にもAIが入ってきている。落合さんのコミュニティの考え方、人間とコンピューターを区別しないというコンセプトが面白い!
現在、ぬるぬるしたものを作成するのに凝っているそうで、スライドで作品を見せていただきましたが、生で見てみたいなぁと思いました!

仏像を作って、魂まで入れる作業を行なったとのお話は驚きました。お坊さんがお経を読んで魂を入れるとのことです。魂を入れるまでがアートといえば、そうかな、とも思います。

最後の質問の時間に、音楽制作にどうAIを活用するかについて質問された方がいました。
音楽を作成する落合さんは、今現在、音質についてはAIに任せられない(人間が作ったほうがいい)けど、3年ぐらいしたら、そこもAIにとって変えられるのではないか、と言っていました。
そもそも結局、自分がなんのために音楽をするのか?というのが肝になってくる。
作るのが好きなら自分で作ればいいし、商用に作るなら、AIを使えばいい、など。
私も作詞をしたり、音楽を作成するので、どのようにAIを使うか、または使わないか考えていたので、とても参考になりました!

総じて、おもしろかったです! 

ありがとうございました!!

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