素人が演劇にチャレンジ中!日常にも役立つ演技やアートのお話あれやこれや

アート

こんにちは!
素人なのに、2024年5月に下北沢のホールで演劇に出演しました。
なんのこっちゃ!笑
でも、演劇って、おもしろいな!!
そんな感じで、演劇を続けてみることにする。
先日参加した演劇ワークショップの感想を記録しておきます。
行政書士試験に全集中🔥、その後、エンジン01聴講にいったりしていた関係で、記録がめちゃんこ遅くなりましたが、メモをpagesに残していたため、それをもとにまとめられるのでit’s all right!(稲葉さん風)

前回ワークショップの感想もろもろ

前回はじめて台本読み、どう思った?

セリフは、他人の言葉、人の言葉を自分で読むってことは、何かを無責任にいえる面白さがあるってこと。擬似的な性格を楽しめる、読み合わせは面白い。

セリフをどう言うか、言う前に、セリフの内容をどうとらえるかは、人によって違う。それに、言い方も違う。それゆえ、違う人が言ったら、同じ役なのに違って聞こえる。認知バイアス(ものの見方、サングラスのようなもの)があることを認知する。

自然な演技ってなに?

自然な演技がいいといわれるけど、自然ってなに?大げさに読むより、普通に読むこと。
型にはまるのがNG!
与えられて自分が解釈した型にはまっていても、観客ははっとしない。変化し続けるのが自然だから型にはまっていりうのは不自然なのだ。
人は、静より動をみるもの。予想不可なものに目を奪われる。

台本のストーリーは、あらゆる可能性を排除しないまま、セリフが続くのがベスト
目を離せなくさせるために、変化を許す構成にする。

主観と客観の切り分けはむずかしい、演出家の役割とは?

かつては、価値観が単一だったので、演出の意図を入れる必要性はなかった。みんなが同じものをみて同じように感じるからだ。
価値観の多様性が広がった昨今では、同じものを見ても、その見方は様々なので、演劇についても、演劇の型というものが増えてきた。そこで、演劇を作成するにつき、オーガナイザーが必要となり、それが演出家の役割となる。以下のような役割をもつ。
・どのようにひとつの物語にもっていくか 
見ている人の認知を整える、旗立てして説明を繰り返す
・作成者側の意図を入れる、意図を意識しなくても、作成者側のバイアス、フィルターは否応なく入る

話が派生、エンタメとアートの違いとは?

話が派生して演劇(エンタメ)って何だろう?の視点からアートって何だろう?になった。

アートは他人から理解されなくてもいいもの、ただし、文脈は必要
例えば、近代アートの泉https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B3%89_(%E3%83%87%E3%83%A5%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%B3)

他人が作ったものをアートと呼んでいいの?!と人々に驚きをもたらせた。コンセプト、視点の変換により便器がアートになった。アートって自分で作るものだと思ってたけど、違うんだね!!という驚きがキラリ(作品もキラリと見えるのかなぁ・・・😁)
アートのインパクトは、これを見る前の自分とこれを見た後の自分で、何か変化が生じること
アートは事故のようなもので、突然、自分が変えられてしまうインパクトをもっている。

村上隆は海外で人気で、評価を得ている。彼は、日本画とアニメーションを基軸として集団創作を行い、奥行きのないスーパーフラットの手法で作品をつくる。浮世絵とか、日本の絵は西洋世界に大きなインパクトを与えたけど、それと同じようなインパクトを村上氏は世界に与え続けているようです。

で、アートをどうみればいいの?

前述でアートは驚きをもたらすものと定義しました。では、美術館等でアートをどう見るのがいいのでしょう?演劇からどんどん話がそれているような気がするも、それもまた一興。

芸術家はエネルギーのかたまり、そのうちなるエネルギーがどう作品に現れているのかが作品から見れれば最高だ。画家のドガはバレリーナの絵をたくさん残しているが、いつもスポンサーの男がどこかに描かれている。それ、いらんくない?と見てる方は思うのだけど、意味があって、その男が描かれている。

講師の先生のおすすめの方法を書いておきます。let’s try this way, next time, OK?

  • 美術館さーっと時間をかけずに一周する
  • 気になる作品を見繕う
  • タイトルチェック、気になるポイントを見る、読む
  • アーティストはいわば道化師、へそ曲がりなので、ちょっと阿呆になってその作品にツッコミをいれてみる
  • 時間に余裕があるなら、気になる作品の前でゆっくり気になるアートに対峙するもよし、これ贅沢の極みなり!

ここで、日本人は疑問が湧きにくいのはなぜ?という話になる。それは、
受け入れ思考の日本、自然災害のため、無批判になりやすい素地が風土にあるのだそう。
なるほど、何か見たり聞いたりしても、はい、そうですか、了解です。という順応性は日本人はおそろしく高いと思う。
ただ、日々の工夫次第で、驚きを発見することもあると思う。
美術館にいって、アート鑑賞は、そのよい訓練法の1つになる。
近々、モネ展に行く予定なので、この方法でまわってみようっと😊

で、結局、演技・台本読みにどう役立てられるの?

アートやエンタメの話は非常に興味深い!で、どのように演技に役立てたらいいのだろう?
日常の会話をセリフにしたとして、そのセリフの内容に同意するかしないのか、同意できないなら、なぜか考える。雰囲気から?
やりたいことは、同化ではなく寄り添うこと。違和感残ったセリフについて、言語化して寄り添って行くことが大事。この寄り添って行くことが、お稽古!
お稽古を通じて、自分の立ち位置がわかってくるし、新しい自分も発見できる!

今回の感想

今回のワークショップはなし崩し的に非常に興味深い内容となりました。演じるってことが、演者じゃない人からすると、異次元のことなんですけど、そうじゃなくて、表現するということは日常にあふれていて、それが演技することにつながっているということを再確認することができました。

実は、これから、次回のWSなんです。
前回のWSの復習を直前にこんな形でするのもいいんじゃないかな😅
なんやかんや、書きたいことを書けたので、よかったよかった、と自分を労う私。

ではでは、この記事が少しでも誰かのお役にたてたらいいなと思いつつ、終わりにします。
ここまでお読みくださり、ありがとうございました!See you again😊

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